車検前整備(6)エンジンまわり・2
ホース類の次は燃料フィルタの交換です。おそらく30年間一度も交換されていないでしょう~
奥まったところに存在しています。エアクリーナーボックスを外したあとのほうが作業性は遥かに良いでしょうー
ちなみにその右に見えるのがキャニスター。交換しなくても良いですが出るのか調べてみたらこれは出ませんでした(笑)
燃料ホースの取り外しをします。が・・・このユニオンボルトが全然外れない!外れない!!!
なのでインパクトレンチを使用してみたけど全く外れない!ボルトがナメそうで怖いし折損しても怖いし。。
気休め程度だろうけどラスペネを吹いてしばらく待ってから、柄が伸びるタイプのスピナーハンドルでトルクを稼ぐ方法で何とかようやく緩みました。
こういう時はじわーーーっと力を加えるのではなくガツン!!と瞬間的な衝撃を与えるようにするのがコツ。それでも全然ダメなら一旦締め付け方向にガツン!!と衝撃を与えてから再度緩め方向にガツン!!とすれば緩むことが多いです。
緩んでくれたユニオンボルト。よかったー!
次は下側の燃料パイプの取り外し・・・
燃料パイプはフレアナットで止まっていまして少々やっかい。。
ナメてしまってはえらいことになるので、ここはきっちりフレアナットレンチで対処です!
フレアナットもかなり固い上に力をかけにくく難儀しましたが、何とか緩んでくれてようやく外せた。
それなりに燃料が出てくるので下にウエスを入れておかないとです。それと火気厳禁で。冬場は注意ですね、静電気。
パイプの内側はサビてますわー
きったねー!
中に残っていた燃料を出そうとしたところ黒い液体が出てきた(笑)
さらに中の燃料を上から下からと出し切ったら・・・結構なヨゴレですねぇ~
どうしてまた黒いんだろう??
新品フィルタ。
23300-19145 Filter, Fuel(For Efi)
このフィルタの車種設定としては
・カローラ/スプリンター AE9x、EE90
・カリーナ/コロナ AT175
のみなのでいつ廃止なってもおかしくないような状態。
なので予備を持っておきたいところですが、この子かなりのお値段するので結構悩みどころ。。
取り付け完了しこれで燃料フィルタ交換はオシマイ!ユニオンボルトは規定トルクで締め付け。
このあとエンジンを始動して漏れチェックをしておきましょう~。フィルタ下のフレアナットの締め付けが甘かったのか結構ダダ漏れになってしまい焦りましたが(笑)、増し締めして漏れもなくなり終了です!
最後にエアクリーナーボックスを取付けてエンジンまわりの作業は終了!!
ではありません(笑) もう1つだけ作業を。。。
つづく・・・