2024 車検前整備(6)リアスタビライザーまわり
そして6時限目はリアのスタビライザーまわりを!
ブーツが若干硬化しているなあ~程度で特に不具合は感じていませんが、部品が出るうちに交換しておきます。
こちらは当時モノのスタビライザーブッシュ、TRD製。
純正の、
48818-12060 Bush, Stabilizer, Rear
[05.1987 – 06.1991] AE9#..(G,GT,GTAPX,GTV,ZI,ZS)..(EFI,EFIS)
は、入手できなかったのでたまたまヤフオクに流れていたものをGET!
足回り系のボルト、ナットはそう簡単に緩んでくれないのでいつも苦労。。
というわけなので、ブレーキメンテナンスを始める前からちょいちょいラスペネを吹いて効果を期待!
ボールジョイントは空回りをするので六角レンチを突っ込んで回り止めをしながらスパナを回します・・・が六角穴もサビついているし、チカラ加減を誤ると穴をバカにしてしまうのでコワイ。これを上下で行って取り外し。
何とかナットが緩んでくれた!ヒヤヒヤですわー
スタビライザーブッシュはサイドフレームにブラケットを介して取り付いています。このブラケットを止めているボルトも固着が・・・と思いきや呆けなく緩んでくれたのでラッキー池田!
夕方も遅く暗くなってきた上に雨が降り出しそうな雲行きで、やや焦り気味だったのでこれは助かった!
劣化しているほうが取り外したブッシュ。腰が無くなってふにゅふにゅしてます。
さあ、あとは反対側を作業すれば完了!!
が!トラブル発生!
オイ!!ちょっと待ってくれよー!!
スタビライザーリンクのナットが途中まで緩んだものの途中で締め方向も緩み方向も回らなくなり、そのうち六角穴がバカになってもうどうにもこうにも・・・
詰みました
そして記憶も飛びました
これは放っておくわけにもいかず、無い頭で思いついたのが、
- バーナーであぶって緩める
- グラインダーでナットを飛ばす
- ナットブレーカーでナットを飛ばす
の3択。ただ、タンクが近いので何となくバーナーは避けたいしそもそも穴がお陀仏だし、空間的にグラインダーを保持できるか不安だし・・・で、ナットブレーカーを使うことにしましたが、なんとフランジナットだと破壊できない!フランジ部分には刃が滑って喰いこんでくれないのです。
改めて、
詰みました 完全に
時間もないし雨降りそうだしで焦る中・・・人間は困ると知恵が出るもんですね(笑)
切りまぁーーす!!
ノコ刃があることを思い出しすき間に刃を当てたら入りそうだったので、なんちゃってメカニック史上最難関級の最終の手段としてボールジョイントを切断します!
体勢的にもかなり厳しい上に、ノコ刃の柄が無いので刃がフニャフニャ曲がるし力がかからないしで、でもちょっとずつ切れ込んでいく実感を感じながら大汗をかいて作業すること30分・・・
やーーーーーーっと、取り外すことが出来ました!!今回車検を諦めることもよぎり。。。
もうほんと、一時はどうなるかと思たけど、追い込まれると何かしらアイディアは出るもんですね(笑)
取り付け完了です!スタビライザーブッシュも交換して、作業終了!!
こいつです、コイt!苦労させやがって(笑)
これで一通り作業は終了!あとは当日車検に出発前に灯火類をチェックするだけです!!
つづく・・・