ドアハンドル交換

補修してもハンドルがモゲてしまい、いよいよ交換必至。この作業、未体験ゾーン！

超多用途接着剤で接着して騙し騙し使っていましたが限界っす。また割れてしまった。

隠しも含めて数カ所あるビスを外し、インナーハンドルのフックを外して、持ち上げるようにするとこのようになります。

この作業、実は2回目でして１回目は公道復帰直後にパワーウィンドウ動作不良があったときに。ばらしてモータのカプラ周辺をこにょこにょしていたら直ってしまったという後味の悪い修理（？）でした。

再現すれば直しようがあるのに再現性がないと後々キモさが残りますよね。

特に取り外しは難しくなさそう。ロットを外して手前と奥にあるハンドルを止めているボルトを緩めるだけ！

って奥のボルト、いくら回しても外れてこないし無限に回り続けるし。。。まさかネジ山が馬鹿になっているか、馬鹿にしてしまったか！

え！？

ハンドル取り外し困難案件！？

マジか！？

格闘すること数分、ごらんの通り取り外すことができました＼(^o^)／　内側から外側に無理やり押し出したらバキッ！！という心臓に悪い音ともに外れました(笑)　結局、もうどうなってもいいや的な思考に至り、です。

ボルトが空回りをしていた原因はこいつ。ここにですねぇ・・・

・・・インサートが付いているはずですが、車体に残ってしまっています。

ボルトとインサートが固着してしまいボルトのヘッドを回してもこいつが空回りをしていたということですね。旧車あるあるなんでしょうけど、色々なことが起こりますわね。

色々と塗装をしていましたがまずは運転席ハンドルだけ交換です。助手席側は壊れてから(笑)　あとは取り付けて終了！

先生！

こいつ、取り付きません！

拒否してます！

取り付かないやん！なんで？？

「ハンドルにキーシリンダーを取り付けた状態」で取り外したので、「ハンドルにキーシリンダーを取り付けてから復元する」のが自然な考えだと思いますがそれだと取り付かない！！そのまますーっと入りそうだけどシリンダが引っかかって入らん！！解けない知恵の輪を延々と繰り返している感じだし、狐につままれている気分だし、実は悪い夢でも見ているのか！？

原因はキーシリンダー。モギトリ車のキーシリンダーは電磁ロック無しで現車は電磁ロック”付き”。そうです、長さが違うので素直に入りません(笑)　そんな事どこにも書いてないし(笑)

実際にどうやってラインで組み立てられたのか分かりませんが、キーシリンダを内側から入れた状態で③のクリップを取り付けることで事なきを得ました！！　と言葉で書くと簡単ですが、ハンドルを中途半端な位置で固定させながら、硬くて扱いにくいクリップをボディに傷を付けるかどうかという微妙なポジションでペンチワークをするという、素人には冷や冷やな作業で何とか乗り越えることができました！