クラッチ系統のリフレッシュ

フルード入れ替えても真っ黒になる!

しばらくすると真っ黒になる

この色(笑) ちょうど1年くらい前に交換していましたが・・・

調べてみると、シリンダ内のカップが劣化してくるとこのようになる、と。ふむふむおおよそ想像はできますがまぁ30年間何もしなかったらそうなるかもしれないですね!って悠長なことを言っている場合はではないです。

何とかしましょう~

新品3点セット!

クラッチマスターシリンダ、 クラッチ レリーズシリンダ、クラッチホースを新品交換です。

シリンダ類は中のシリンダキットだけ交換しようと思いましたが、新品が出ることとさほど高くないので総取り換えしちゃえ!ということで大盤振る舞いです^^

クラッチマスターシリンダ

5/8サイズみたいっすね。RHはRight Handで右ハンドル車用ということ。

タンク内のフルード

完全に真っ黒ではなく沈殿物があるような感じ。

沈殿物

この沈殿物は何なのか。。サビ粉?

クラッチレリーズシリンダ

クラッチレリーズシリンダの取り外しはボルト2本を外せばOK!簡単そうー

フルード抜き取り

フルードを抜き取ってみるとやはり真っ黒。サビ粉?で澱んでますね。

クラッチレリーズシリンダ

クラッチレリーズシリンダの取り外し。車齢相応の汚れなのか良いほうなのか・・・まあ中の様子が肝心ではありますが。。

レリーズシリンダのピストン

取り出してみたところ矢印の部分がくちくちになっていてこれが原因?よくわかりません。。

そういえばクラッチ切ったあとペダルをそっと戻すとずっとカラカラ音がしているんですよね。もう1回クラッチを切って勢いよく戻すと音はしないという。ピストンの戻りが悪いからなのか・・・??この辺が影響しているのか、どうなのか。異音の解消に期待したい!

シリンダの中から

シリンダの中からはこんな感じのサビ粉が。。ピストン内はそうでもない感じでしたがこれはちょっと・・・

パイプの取り外し

フレアレンチでさくっと取り外し。

クラッチパイプ

クラッチパイプもさくっと取り外し!

というわけにはいきません><

とにかく手が入りにくい位置にパイプがありそれを固定しているクリップが外せなくて難儀。細目のマイナスドライバーでクリップのL字部分をこじって引き出すようにすると何とか外せます←文字で書いてもワカラナイヨネ(笑)

社内側

次にクラッチマスターシリンダを外します。特に難しい取付けになっているわけではないですが、せせこましくてやりにくい。

ペダルとロッドの連結をRピンを外して解きます。その後奥のナット2ケをソケットとエクステンションをうまく利用して取り外し。やりにくいし姿勢が厳しいし・・・

取り外した

特にコメントはありません。

あ、コメントすることありました。実はマスターシリンダの取り外しも難儀案件です。隣のマスターバックと干渉して素直に引き出せません>_< ほんのちょっとの差で外せない感じにストレスを感じますが、マスターバックの外側をプラハンで叩いて凹ませて取り外しました(笑)

旧クラッチマスターシリンダ

取り外したクラッチマスターシリンダ。中を確認しようと思ったもののCクリップを外せる道具がないので今回は諦め。

新旧比較

下が新品。一見同じにように見えますが、ロッドの先端の作りとパイプを接続するところの形状が微妙に違っていたり。

部番もリプレース部番になっているので細かいところで改良・更新がされているのでしょう~。それに未だに新品が出るのが嬉しいですね! それにしても先端の形状が大きいようにも見ますが穴に通るのかしら。

例のあれですアレ

そして再びこれ、もぞもぞしていたらポロっと落ちてきた。クラッチ側にも使われているんですねペダル受け側の例のアレ。

ブレーキペダル側にも入っていてこれが外れるとブレーキランプがずっと点灯しっぱなしになるというアレ。SNSでも時々登場する有名部品。ストックを持っていたので良かった、その場で交換です。

クラッチレリーズシリンダ

お次はレリーズシリンダ。「トヨタ」浮き出しなので当時の型のままなんでしょうね。こちらも新品が出るわけですが、それだけ汎用性のある部品なの??

取付け

特に難しいことなくさくっと取付け。パイプもセットしておきます。ちなみにパイプは手前に引きながらフレアナットを締め込むと良いようです。中でフレア部分が斜めになったまま締め込まれてしまうのを防げるので。

クラッチマスターシリンダ取付け

特に難しいことはなく元に戻すだけです。

ホース取付け

ホースの取付けもやや面倒ですが外すのに比べたら・・・ね。

ご愛用品

いつのも愛用品。

タンク内

タンク内にはフロートが入っています。ちなみにフロートだけでも購入可能。

エア抜き

すべて取付けが完了したらフルードを満たしてエア抜き。ワンウェイバルブは必須ですな。一人でらくちん、クラッチを何度もあおるだけ!

気持ちがよい!

フルードをMAXラインまで入れて作業終了!! クラッチの踏みごたえが若干しっかりしているのを体感。ちょっと重たくなったというか。そして!先述のカラカラ異音も消えていまして・・・きっとシリンダ内のピストンの戻りが悪くクラッチ側で何かしらに何かしらが当たったままだったのでしょうーという現時点での考察です。

ところで昨年車検取得時に入れ替えたブレーキフルード・・・こちらも黒ずんできてる(笑) こっちもか><

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