燃料タンク用フィラーパイプ
とにもかくにも樹脂・ゴムの非鉄部分の劣化がひどい現車。旧車との付き合いでは避けて通れないしそういうものと認識していますが、同年代車でも程度の良いものはいくらでもいるわけでこうも違うものかといつも思います。その劣化部品たち、走行そのものに影響がない箇所であれば心配なく乗れますがそうじゃない箇所となるとそうは言っていられません・・・。部品が出るうちに交換をしておきたいところです。

そんな何かあったらとんでもないことになる箇所の1つに燃料タンクへ繋がるフィーラーパイプがあります。図の〇印部分。ゴム製ながらも厚手なので易々と切れたり避けたりすることは無いとは思い、、、ます・・・が、何れいつかは・・・?

指触した感じ、表面は固くカサついていますがまだ現役を保ってくれそうな感じではあります。とは言え、35年前のものなので交換できればとても安心。
と思ってオーダーすると入手不可でした >_<
77213-12140 Hose, Fuel Tank To Filler Pipe
05.1987 – 06.1991 AE9# CE90,95,EE90
ちょっとショック。
さっそくワールドワイドな当サイトはネットで検索してみるとプーチン国から中古のものが。程度は分からないし、そもそもちゃんと届くのかも不明なので手を出すのが怖いし、個人情報がおそロシアに流れるのも良くありません。
MR2用のものが使える??
で、色々と界隈を検索していると、AW1x、SW2x用に提供されているフィラーの見た目が何とも似ていることが判明。しかも入手可能のよう!!

早速買ってみた!
77213-32010 Hose, Fuel Tank Sub Inlet
[06.1984 – 12.1989] AW1# L=248
この部品、年代的には1983年のCV10 カムリ/ビスタから、1995年のSW21 MR-Sまで設定されているロングライフ品。同じ車体のカリーナ、コロナにも設定。
30年40年も前のものが出るということは、やはりアジアや中東で長生きしていたからでしょうか???5Aエンジンのヘッドガスケットも未だに出ますから!
部品名にL=248と入っている通り、長さは248mm。で、AE91/92系の長さはというと・・・

この黄色い寸法がそれになりますが、取り外すわけにはいかないので針金突っ込んで簡易計測。

ざっくりとですが、現車は228mm!! なんと20mmしか違わないではないか!! 流用の可能性が大でござる! あとは太さですね。

おおよそΦ42mmといった感じでしょうか。

なんと!この子もΦ42mm!!
ちょっとコレ、使えるんじゃないの!
\(^o^)/

給油口側も測ってみたところ、こちらもΦ42mm!
イケますね、これ!
20mm長い分は両端を10mmずつ押し込んでおけば良さそうです。

クランクプーリーに次ぐ部品流用情報でした!!