エアコンから冷風が出ない(準備編)
4月のある日・・・雨の日に乗りウィンドウの曇りを取ろうとエアコンをかけても曇りが取れずT_T。あれ~?と思いながらも時間が経っても曇りは取れずで冷風も出てない感じ。たまーに利くようだけど薄っすらと曇りが取れる程度。そういえばアイドルアップしたまま下がらないし(笑) ガス抜けというのは言うまでもなく調べたら案の定でした。さて自分で何とかできるのかどうか・・・
エアコン付き車をいじるのはこの子が初めてなので右も左も分からずイチから調べていきまして、、、
ガス量が十分かはサイトグラスで確認できるらしい。エアコンを稼働させたときに窓ガラス内に気泡がチラチラ見えるようならOK、ざーーーーと泡が流れるようならガス不足、という判断らしい。
そして、ざーーーーでした(笑)
現車はオゾン層を破壊するいわゆる特定フロンガス仕様(R12フロン)。このような環境破壊物質はもう何百万年も前に製造が中止されているのでそういう車の場合どういう選択肢があるのかというと、
- R12互換の代替フロンを補充する
- HFC134仕様のエアコンシステムに全取り換え相当のことをする(レトロフィット)
- R12を補充する
があるようです。
2は未来永劫安心して冷風を浴びることができそうですが先立つものがかなり必要そうなので門前払い、調べると当時者デッドストック品がかなり出回っているので3が一番簡単そうですが何せお値段がそこそこしていて・・・、入手性や価格面から1を行っている方がチラホラといらっしゃるようですが冷えが悪くなったり悪い副作用の発生が懸念されることから、安心安全の3の一択となりました(3をチョイスするまで0.5秒の思考時間)。
ガスはどのくらい入るものなのかサッパリなのでひとまず250cc缶を3本ほど入手。送料込み¥6000台は比較的安価な部類みたい^^
(ちなみに途上国では現在においてもR12の使用は認められているらしい!)
当然と言えば当然ですがチャージホースなるものが必要です。見るからに精度が良くなさそうなゲージ付きのものを入手。HFC系とはポートの仕様が異なるようなのでそれ用のが必要になる点に注意ですね。
ホースはこのように。緑のバルブ側にフロンボンベ、青側の先端を低圧配管側へ。
ボンベ側はこのようになっていて締め込むとボンベ缶に穴を空けそのまま緩めるとガス噴出というよくあるシロモノ。
車体のエアコン配管で低圧側/高圧側はどっち?というのがサンデーメカニック業界ではメジャーな疑問のようですがこども電話相談室に確認したところ太いほうが低圧側のよう。よって現車は黒いキャップが付いてるほうですね!
ではではチャレンジしてみましょうか!
初めてやる作業はどきどきしますね^^
つづく・・・