さっさと珍溶接
数年ぶりに中華製溶接機MIG-130を引っ張り出しました!ロシア戦闘機のような名前ですが中華製です。
インナーも腐っていまして見えないところだから手を抜くか―なんてことはしません。それなりな意味があってインナー部も構成されているわけですからね^^ 溶接だけでは接合ができなさそうなのでリベットを使いつつ溶接で接合。
スポットジンクでの防錆を欠かさず行っておきます。
狭いしやりにくいし散らかるし暑いしでストレスマッドマックス(T_T) 車体が大きいとリフトが欲しくなりますわ。
点付けで(汚い&へたっぴなのはご愛嬌)。要所要所リベットがあるのは密着させる意味もあり必須ですね。
ちょっとややこしい形状のものは無理せずピースを分けて接合させたほうが確実なのでそうすることに(全然複雑じゃないけどw)
接合したあとはグラインダーで平らにして完成。
ちょっとここで相談所的スポット溶接の説明を・・・
バイスで位置を固定したあとに3mm程度のドリルで上側だけ穴をあけます。
そして下側の部材を溶かしつつ穴を埋めるように溶接します。
そしてグラインダーで表面を削って平滑にすれば完成!穴あけの手間がありますがこれバッチリ接合できておススメです!
先ほどの部材をリベットで止めて点付け溶接に備えます。
しっかりと点付けをしていきます。地味な作業の連続で飽きますけどね・・
そしてこちらも同様に・・・
ぎゃー!アクシデント発生!
調子よく溶接をしていたら、どこからか焦げ臭いがしてくるではありませんか・・・さらに室内は白煙が充満していてパネルもチンチンに熱くなっている!!
内装燃やした!?燃料は50リットルほぼ満タンだし何とかして火事にはさせないようにしないと・・・!!アチコチ水をぶっかけてボディー
この先のことはよく覚えていません!
パネル裏に恐らく防振目的の大き目なウレタンのスポンジが入っていてこれが溶接の熱で溶けて発火したようです。あちこちから水をかけて・・もうパニックで(笑) 50リットルのガソリンが・・と思うと。西部警察さながらなんて冗談を言っている場合ではありませんよね。こわかったー
ボヤ騒ぎ箇所をグラインダーで削って整えてあげれば取り付けは完了!
つなぎ目もスキマを埋めるようにしてあるからN市のN氏が期待するような走行中バラバラということもないでしょうー
はい!ジャッキアップして強度が出ているか試験をしてみましょう!
ごらんの通り点付けが外れてしまうような音もせず車体が持ち上がりました!バッチリですね!
溶接の模様は動画でも。ボヤして慌てふためくところの動画がないのが幸いなのか残念なのか(笑)